ベリーダンスは中近東エジプトやトルコで踊られている民族舞踊です。

ベリーダンスは「最古の踊り」と言われていますが、起源は明らかになっておらず「子孫繫栄」や「豊穣祈願」「母体信仰」などで踊られたと諸説あります。

近代ではアラブ圏を中心に、家の中や結婚式などのパーティーやお祭りで踊り、次の世代へと踊りが受け継がれています。

ベリーダンスといえば、男性を誘惑する踊りというイメージがある方も多いかもしれませんが、女性性を解放し、女性に生まれた喜びを感じられるとも言われるベリーダンスは、近年お稽古として全世界で人気があります。

ベリーダンスという名前は、英語で「腹部」を指す「Belly・ベリー」からきており、アメリカ人によって名づけられました。

中東では、ラクス・シャルキー（東方の踊り）・ラクス・バラディ（民族の踊り）・オリエンタルとも言われています。

名前のとおり「お腹」の動きが特徴として第一に挙げられます。

また、ベリーダンスの動きは身体の各パーツをバラバラに動かすアイソレーションの組み合わせでもあります。

優雅で妖艶、なめらかな動きだけではない、力強く激しい腰の動きなど、対極な動きが存在するのも特徴のひとつです。

姿勢が美しくなる

インナーマッスルを使用することで体幹、軸の安定が見込める

美しい所作が身につく

女性らしい柔らかな動きが多く、細部に意識を持つことが習慣化されるため立ち姿、所作が美しくなる

年齢を問わない

年齢を重ねる毎に深みが増すと言われている息の長い踊り

身体の柔軟性が必須ではない

無理な動きが少なく、自身のペースで習熟度に合わせて踊れる

ベリーダンスは

年齢、体形、柔軟性など

重視しない懐の大きな踊りです。